コンビニ人間 村田沙耶香

この世には大和撫子の様な

おしとやかな女性は全滅したと思う隠れ家です。

 

 

さて、今回は

コンビニ人間を読みました。

読んだ感想

めちゃくちゃ、おもしろかったです。

普段の日常を考えさせられた。

 

アスペルガーの症状に近い主人公が

18年間コンビニで働いた日記です。

社会の理不尽さ

人間のしゃべり方の伝染

根拠のない憶測で物事が決められるとか

日常風景を描いてます。

 

中でも

主人公、古倉さんの幼稚園児の頃

公園で鳥が死んでいて

お墓を作ろうまでの

幼稚園児ながらの疑問は考えさせられた。

 

鳥が死んだから悲しい?

 

確かに、命あるものを

普段から食べてるのに

そこで、悲しいは

ただ、傲慢な感情なのではないか?と思う。

鳥が死んだら悲しい?

一体、今までどのくらいの

牛、豚、鳥を食べているんだってなる。

しかも、花はちぎっても

悲しいにならないのは

人間の普通って狂っているんだと思う。

 

たった、2ぺージで

ここまで考えさせられるから

自己啓発や心理学好きな人にはこの本おススメです。

芥川賞なんて

ただの肩書きだろ?と思っていたが

そんなわけなかった。

なめていた自分を殴りたいです。

 

ではでは。

 

 

 

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